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住宅を建てるなら今年(22年中)が良いのか?

 国では、住宅購入のため、金銭面での負担を軽減できる各種制度がいろいろ実施されています。
マイホーム購入をお考えの方は、エコポイント制度や住宅ローン減税、贈与税の優遇措置などを活用し、賢い購入計画を立てるのが良いと思います。

 さて、巷では今年こそ住宅購入の最後のチャンス! と、謳っているところもあるようですが、果たしてそれは本当なのか。来年になったら何が変わるのか。いろいろと疑問もあると思います。

そのあたりを、次に述べますので、参考にしてください。


まず、住宅購入で費用負担が軽減できる制度
住宅版エコポイント
住宅ローン減税
・栃木県県産材補助金

フラット35S金利引下げ


以下に詳細説明。

■■■■住宅版エコポイント■■■■

新築1戸建て住宅の場合

 

ポイント取得条件 

 エコ住宅条件を満たす新築住宅

ポイント数

 1戸 30万P

発行対象期間

 H21/12/8〜H22/12/31 着工し、H22/1/28以降に工事完了

有効期限

 H23/6/30

交換商品

 商品券他多数の物品もしくは、工事代金として使用できる

 

 

※※省エネ基準を満たした住宅を新築すると30万円相当のポイントがもらえる制度で、22年内(12/31)に着工して、翌年 23年6/30日までに申請することが条件。

認定には認定機関による認定料約40,000円と、事務経費が別途掛かります。




■■■■住宅ローン減税■■■■

 

控除対象(借入金等の額)

次の借入金等(償還期間10年以上)の年末残高
 住宅の新築、取得
 住宅の取得とともにする敷地の取得
 一定の増改築等

 

適用居住年、控除期間

平成21年〜平成25年居住分から10年間

 

適用期限 平成25年12月31日

 

住宅ローン減税( )内は長期優良認定住宅の場合

居住年

借入金年末残高

控除率

最高控除額

2122

5,000万円

 

1.0%

(1.2)

500万円

(600万円)

23

4,000万円

5000万円)

1.0%

(1.2)

400万円

(600万円)

24

3,000万円

1.0%

300万円

25

2,000万円

1.0%

200万円



※※平成25年内に住み始められれば、住宅ローン減税は受けられる。「住宅ローンがいくら残っているか、現在どのくらい所得税、住民税を払っているか」が、減税額に関わる。

 長期優良住宅の特例を用いると、簡単に述べると控除率が1.2%となる。(ただし23年入居まで)

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長期優良にした場合のメリット

 通常の住宅ローン減税に長期優良特例が加わると、減税期間中のメリットは10年で数十万円になります。減税金額は、金利や、借入額、年収、家族の人数によって大きく異なります。

 例えば、年収750万円、借入額3600万、利率2.5%、扶養家族2人のときは 10年で約35万円節税メリットがあります。年収のみの比較で言うと、800万以上になるともっとメリットが大きくなる(60万とかになる)と思います。 シミュレーション

ただし、長期優良住宅の認定にはほとんどのハウスメーカー、工務店で申請費や事務手数料等別途費用を請求されると思います。規格住宅がほとんどのハウスメ-カーでは、その額はさほど大きな額とはならないと思いますが、工務店や設計事務所は1棟ごとに違うものづくりをしているため、構造計算書作成や申請にかかる手間は省力化が難しく、費用が十数万円〜掛かかってしまいます。高くなった分=減税 と考えても良さそうです。

 たとえば、その様な場合になっても、木のいえ整備促進の補助金制度(最大100万円)を利用して、費用負担を軽くすることができます。この制度は、中小規模建設会社が利用できる制度ですが、申込期限(10/1)や、事業者あたりの枠に限りがあるため必ずしも補助金が受けられるとは限りませんし、他の補助金と併用できない場合があります。

 また、これらは着工前に申請する必要があります。

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■■■■栃木県、県産材補助金■■■■


 とちぎの木材を使用し家を新築する建築主の方または購入する方に、30万円を補助します(平成22年度とちぎ材の家づくり支援事業)

 

補助金額  

 1戸当たり  最大30万円

 

補助要件

       要    件

補助対象とならない場合(例示)

1 建築主又は買主が生活の本拠として居住するものであること。 

・別荘などのセカンドハウス

・建築主が居住しない場合(貸家など)

2 木造住宅であって、原則として軸組工法であること。

3 一戸建の専用住宅であること。 

・事務所等併用住宅

・長屋建・共同住宅など 

4 棟別の新築

・既存住宅の増築(「離れ」を含む。)

5 延べ面積75平方メートル以上(車庫部分を除く)

・車庫部分の面積を除くと75平方メートル未満となる場合

6 対象部材に合法木材を使用し、かつ、その60%以上(材積)に県産出材を使用すること。

 ※用語の説明参照

・合法木材・県産出材が証明できない納材業者から納材を受ける場合など

7 平成23年3月までに上棟(注文住宅)又は入居(建売住宅)し、実績報告を平成23年3月25日(金曜日)までに提出できること。 

 

 

施工者等の要件

県内に本店を有する建設業許可業者(建築一式)が施工すること。

※建設業法上認められる場合を除く。

建売の場合は、売主が県内に本店を有する宅地建物取引業者であること。

  

補助金の重複

 補助対象経費(対象部材のうち県産出材の価格)に、他の国又は県の補助金の対象経費が含まれていないこと。

 

県税の納税   

 建築主又は買主が県税を滞納していないこと。



※※県内工務店で、県産材を使用できるなら使用した方が良いと思います。こちらも予算にも限りがあるため必ずしも補助金が受けられるとは限りません。



■■■■フラット35s金利引下げ■■■■

住宅金融支援機構のHPによるとフラット35sについて次のようにアナウンスされています。


 【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)については、平成22年2月15日より資金をお受 け取りになる方から、平成22年12月30日にお申し込みされる方まで、金利の引下げ幅を拡大します。
【フラット35】のお借入金利から
当初10年間
矢印
当初10年間
年率
年率
▲0.3%
1.0% へ拡大
【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)には、募集金額があり、募集金額に達する見込みとなった場合は、受付を終了させていただきます。受付 終了日は、終了する約3週間前に、このホームページでお知らせします。

--

となっています。


※※フラット35を活用する予定であれば金利が10年間は優遇されますので活用価値はあると思います。ただ、現在の経済状況の中、他の住宅ローンも金利はかなり低く、さらに、独自の金利優遇制度を設けています。金利の動向を予測した上で比較したほうが良さそうです。


6/9現在では フラット35の金利が2.41-2.76%ですので、そこから▲1.0%は大きいですね。10年後には契約時の金利に戻ると言うことになります。




考察、まとめ


 ・エコポイント実施(今年中に着工)

 ・ローン減税の上限が今年が最大

 ・フラット35s金利優遇拡大(本年内申し込み分まで)

 ・木のいえ整備促進事業(10/1申し込みまで)


以上の理由で、特にフラット35sを使いたいと思っていた方には今年が買い得なようです。ただし、来年になってもすべての優遇がなくなるわけではありません。


 年内着工に間に合えば、上の3点は満たします。来年以降の着工でも、住宅ローン減税はまだまだ大丈夫です。元々最大で控除受けられるのは5000万円ローン残高がある場合ですから。

 それに、フラット35S金利優遇は元々のものがあります。

 でも、エコポイントは続くかどうかまだ不明ですが、政治の情勢が不安定なので、あてに出来ません。なくなると思っていても良さそうですね。


 その他の補助金についても 使って得をするのはラッキーと思った方が良いですね。

とにかくタイミングが良くないと受けられませんので。そのタイミングにしても、受理件数等を公表しているとはいえ、絶対ではありません。万が一でも、貰えないことを想定しておかなくてはなりません。

 特に木のいえ促進の補助金などは、来年3/11には完了した報告書を提出するのが条件ですから、2月中には完成していないと、その他の処理で手間取ったらおしまいです。家電エコポイントの様に、受け易い制度にしてほしいですね。



 と言うことで、今から急いで、本年中に住むぞ!というのはやめたほうが良さそう。

本当に間に合えばよいですが・・・。家は、高額な買い物。衝動買いは×です。

建売なら即決もありでも良いと思います。


 後悔しないように納得の家作りをするために、例えば、今から可能なのは、年内着工レベルですかね。そのようにスケジュールを調整すると良いでしょう。

 大事なのは、家族のライフスタイルやお子様の成長など、必要に合わせて建築計画をしていくのが良いと思います。


ケースバイケースなので相談してくださいね。


 今後制度の動向を良く見ながら、アトリエdoorとしても、住宅購入の際のアドバイスをできればと考えています。


他にも

太陽光の補助金

エコ キュート補助金

雨水浸透枡補助金

生ごみ処理購入補助金などがありますね。




以下リンク 


・太陽光・高効率給湯器(エコキュート)等補助金


栃木県県産材


・雨水浸透枡補助
 宇都宮市水道局

・生ごみ処理補助
 宇都宮市



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