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無垢材って大丈夫?何がいいの?

 アトリエdoorでは設計した物件の見学会を行っています。設計では無垢床や、塗り壁を多く使うため見学会の時によく聞かれることがあります。

無垢ってどうなの?
 ・ものすごく高いでしょ。
 ・色が・・・。
 ・ばらつきがある。
 ・傷つきやすいでしょ?
 ・手入れは?
 ・割れたりしない?
 などなど



実際どうなんでしょうか。

・値段は当然無垢なら、合板フローリングより高いです。でも、そういうフローリングも傷がつきにくいとか、こぼしてもしみこまないとか、いろいろ付加価値がついて結構するんです。

・次に、色は好みですし、色々ありますよ。

・ばらつきについては、多少は仕方ないかなと思います。無垢ならではです。

・最後に傷や、メンテについてですが、床でいうと無垢材は傷はつきます。でも合板でもつきますよ。無垢材ならある程度までのへこみは水分で復活しますし、目立たなく出来ます。
 万が一お子様が落書きしても、紙やすり等で表面を削ればきれいになります。(写真参照)かなりイラッときますが・・・。ニョロ

 合板ではそうは行きません。表面の塗装が剥がれて下地の合板が見えてしまいます。

 メンテもそんなに気にするほど大変ではありません。と言うか合板フローリングと同じ程度です。(使う物は違いますが)
 時々、固く絞って水拭き。その時に無垢用のオイル系のクリーナを使うくらいです。そして、たまにワックス(オイル)等を塗る。という感じです。

 適材適所の使い方で無垢材に気持ちよく触れられる空間作りをしていきたいものですね。

最後に写真。

事務所の床ですが、配線テープ跡が残っていますが少しヤスリと砂消しゴムできれいになりました。オイルを塗れば周りとの色の差もほぼ解らなくなります。

次に 椅子に書かれた落書き。

がっちり書かれています。


これも紙やすりで何とかきれいになりました。

自然素材、エコ、サスティナビリティ、ロハスな家

自然素材、エコ、サスティナビリティ、ロハス・・・安全性、耐震性、経済性

住宅にもさまざまなことが要求されます。
 性能や耐候性、メンテナンスフリーで誰でも使いやすく、そして安くていい物を提供するのが必須条件でもあったような気がします。
 しかしながら、これからの時代、次世代に向けた住宅のあり方はどうあるべきでしょう。もちろん安全性や経済性は重要な要素でありますが、家の中で暮らす人のことを考えるとプライオリティーは様々。
 住宅設計は例外なく全てが、暮らす人のための特注な訳ですから、暮らす人の意向が第一です。デザイン、材料、施工の全てにおいてです。そして、そのプロセスはとても労力が要ります。良い空間を生み出したいという目的は一緒ですが、考え方をお互いに十分理解するには時間もかかります。場合によっては妥協もあります。でも納得の上の妥協・・・。

 これからの家を考えると設計施工のプロセスは2極化していくのだと思います。既にそうなっているとは思いますが・・・。
 規格に乗っ取って設計施工するハウスメーカーのような大量生産品である住宅。そして、ひとつひとつ手間を掛けて設計、そして施工する家。です。

つづく。
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